四国にもお勧めしたい穴場温泉、あるぞ♨
私自身が立ち寄り(日帰り)入浴や宿泊をして、お勧めできる「穴場温泉」だと実感した♨をご紹介します。
泉質はもちろんのこと、雰囲気や料金も含めた総合的な見方で取り上げており、ぼちぼち増やしていこうと思います。
伊豫國の穴場温泉
本谷温泉
長い歴史をもつ伊豫の三湯(道後、鈍川、本谷)の一つに挙げられる古湯。泉質は、刺激の少ない低張性アルカリ性で「美肌の湯」を謳っている。西条市本谷公園の隣にあって、周囲の木々からは四季折々、十分な季節感を覚えます。
小藪温泉
大洲市肱川町、国道から山あいを4分ほど走った、川沿いにある古風な建物の一軒宿。お湯のしっとり感が大分の湯平温泉に似ているような・・!? 欄干付きの回り廊下が巡らせてある木造三階建ての本館は、大正の中期に建てられたもので有形登録文化財。入浴後は回廊内側の部屋でゆっくり休憩 (^^)
宿泊した友人の話では「料理も含め、す~ごく満足!」ということですが、予約がなかなか取れなかったとのことでした。
亀ヶ池温泉
佐田岬半島のほぼ中央、メロディーラインから宇和海側に下ったところにあります。令和3年の落雷が原因と思われる火災に遭って以来休業していましたが、令和6年2月に全面営業を再開。久し振りに行ってきました。温浴施設は殆ど火災前と変わらないですが、受付ロビーや売店、休憩フロアは立派な近代的施設に生まれ変わっています。
ひうちなだ温泉(休暇村瀬戸内東予)
今治の東部、桜井地区には温泉施設がいくつかあります。ここではお湯に浸かりながら燧灘の景色を見ることができ、私はいつも日帰り温泉利用ですが、宿泊施設もあります。
湯之谷温泉
1400年の歴史がある温泉!弱アルカリ性冷鉱泉で、少し硫黄臭もします。レトロな感じが漂うマニア好みの施設。西条市の国道11号線から近く、第64番 前神寺の東400mにあって、お遍路さんにも人気。
土佐國の穴場温泉
そうだ山温泉
桑田山 (そうだやま) の麓、川沿い木立の中にあって抜群の景観。アルカリ性単純硫黄泉で千年の歴史がある美肌の湯。内風呂、露天風呂、源泉かけ流し檜風呂など変化があり風情もたっぷり。
私はお昼前の立ち寄りだったので朝風呂料金(9~12時)で入れましたが、入浴客のきれることがなくて入浴棟内の写真が撮れず、趣を十分に伝えられなくて残念 (^^;)
黒潮本陣汐湯
鰹のタタキ料理と良質な宿泊施設で人気の黒潮本陣ですが、「汐湯」は地元の日帰り温泉愛好者にも親しまれています。私が脱衣場から外の写真を撮っていると常連客らしい方が、「中の露天風呂からの眺めが良いから、入って撮ったらいい!」などど勧めてくれたり、土佐の穴場温泉の話をしてくれたりしました。
以前私が宿泊した折には、露天風呂から見る夜の土佐久礼の街灯りや星空に感激しました。
中津渓谷ゆの森
松山と高知を結ぶ国道33号線のほぼ中間、中津渓谷の入り口にある温泉施設。露天風呂に浸かりながら渓谷の景色を眺めるのもいいです。
付近の散策は、できれば入浴の前に・・!?(^^;) 5月の連休や夏休み中の土日は、渓谷観光の人などで結構人出があります。
土佐佐賀温泉
岩本寺から金剛福寺への遍路道中、国道56号線沿いにある宿泊温泉施設。泉質は単純硫黄温泉で柔らかい感触です。立ち寄り(日帰り)入浴 OKで、車で四国遍路をしている人や地元の人にも人気の温泉とレストラン。私も含めリピータが多い施設なので、安心・満足
※ 2022.01.03 から休業していますが、2024年度中に町営として再開する旨、高知県の新聞に出ていました。待ちきれないっす (^^;)
松葉川温泉
泉質はすべすべ感抜群!湯上がりしっとり。国道56号線から20㎞程入り、途中に峡路(特に県道41号線経由ルート)もあって「立ち寄り温泉」というよりは温泉宿と考えた方がいいかも…。宿泊施設も人気のようで、私も予約が取れないことがありました。入浴料は当サイト中では最高値! と言っても700円 (^^)
うまじ温泉
ウァオ~!と驚くほどのトロトロぬるぬる感。 高知市から国道55号線を室戸に向かって一時間半、更に県道を30分走ります。私は、四国のダム巡りをしている友人に同行しての馬路村(宿泊)でしたが、平日なのに宿泊者や日帰り入浴客が多い。入浴施設はシンプルですが、室戸方面の旅では是非お勧めしたい温泉です。
べふ峡温泉
徳島の阿南市と高知市を結ぶ国道195号線の県境にあり、ツーリングでこの山中国道を走っていると休憩がてら、つい立ち寄りたくなる温泉。
硫黄臭やぬるぬる感はなく、サラッとした感触。紅葉の時期には抜群のロケーションだろうなーと思いながら私は入浴してます。
阿波國の穴場温泉
剣山 木綿麻 (ゆうま) 温泉
吉野川沿いの貞光から国道438号線に入り、剣山に向かって10分程走ると着きます。国道のところどころに案内表示があります。心も体もほっこりする山里の温泉で、それぞれ少人数用の薬湯、サウナ、水風呂、打たせ湯など、一揃いの設備があるのが面白い!
神山温泉
徳島市から国道438号線を剣山方面に40分ほど走ったところ、道の駅「温泉の里神山」のすぐ南にある立ち寄り温泉。施設は宿泊ホテルとつながっています。
ふいご温泉
鉱山跡から自然に湧き出ている鉱泉水を利用した温泉で、阿波市の中心部からさほど離れていないのに、結構、秘境の雰囲気です。
松尾川温泉
吉野川支流の松尾川ほとりにあり、秘境を感じさせます。源泉掛け流し。硫黄臭とアルカリ性をわりと強く実感する四国では珍しい泉質かな ?!
隣接する施設では通常宿泊のほか、湯治して自炊もできます。
讃岐國の穴場温泉
塩入温泉
満濃池から3㎞ほど南に位置する山あいの素朴な感じの温泉。泉質はしっとり系で、さほど熱くないのに「温まり感」が強いです。施設内には食堂や地元特産品コーナーも…。水曜定休
仏生山温泉
琴電の仏生山駅にほど近い住宅街の中にあって、ぬるぬる、すべすべ系。建物外観、休憩所のデザイン、湯船の配置などが本当にオシャレ で、当サイト中では最も異色!自宅の近くにあったらなぁ~と思う温泉です。
塩江 (しおのえ) 温泉 行基の湯
香川の山あいにある静かな温泉郷、立ち寄り温泉施設「行基の湯」は、国道193号線沿い「道の駅しおのえ」川向かいにあります。奈良時代の名僧「行基」が源泉を掘り当てたというから、その歴史は相当のもの!泉質は、刺激の少ない優しい感触です。