バイクで(ドライブでも )是非走ってほしい、四国の快走ルートをご紹介!
お勧め「立ち寄りスポット」、そしてホッとする「休憩ポイント」もご利用下さい。
快走ルートという言葉は、ライダー(バイク乗り)用語かも … !?
路面がよく、信号が余りなく、適度なカーブでワインディングが楽しめ、なおかつ景色がいい !!
「走っている時、幸せ (^^)/ 」という国道・県道・広域農道をいいます・・・と私の定義 (^^;)
四国快走ルート地図
① 高知市と松山市を結ぶ 四国山地横断ルート
ルート名をクリック(タップ) ⇒ そのルートへジャンプ
② 室戸岬を回る 太平洋の豪快さ実感ルート ≫
③ 愛媛~高知 清流沿い快走ルート ≫
④ サニーロードで南国ムードの足摺岬へ行く ≫
⑤ 夕やけこやけライン 地元ライダー集結ルート ≫
⑥ 四万十川の風物詩 沈下橋巡りルート ≫
⑧ 四国カルストを走る 天空の爽快ルート ≫
⑨ 瀬戸内海の多島美 しまなみ海道 ≫
⑩ 佐田岬半島 メロディーライン ≫
⑪ 石鎚山系 ワインディングロード ≫
① 高知市と松山市を結ぶ 四国山地横断ルート
高知市と松山市を結ぶ、四国山地の山あい快走路。長距離定期バスが高速道路を使うようになった頃から交通量が減り、走りやすくなりました。路面の状況が良くて快走できるのは高知県側。愛媛県側は変化に富んで面白いですが、舗装の補修工事が所々で行われています。
大渡ダム湖畔
このルートの中でも、特に大渡ダム湖畔は快適に疾走できる区間です。
ドライブイン引地橋
かつて走っていた高知・松山間の長距離バスは、このドライブインの前が途中唯一の休憩所でした。路線のほぼ中間にあって休憩には丁度良いです。名物のおでんを食べての小休止がお勧め。
中津 花桃の里
中津地区は高知県にほど近い愛媛県にあり(中津渓谷は高知県)、面河川に沿って走っている国道から山側に入って8分ほどで着きます。見頃は3月下旬から4月中旬なので、この時季に国道33号線を走ることがあれば、ぜひ訪れてみては…!! 手作り展望台はあるし、地元の人が交通整理や駐車場の誘導をしてくれているのに、入場料・駐車代を取りません。目と心が洗われる所です (^^)
ライダーズスポット UP-PLACE
愛媛と高知の県境に近い「紀念の滝」標識から入ってすぐのところに2021年の秋オープン。コンセプトは「ライダーが休憩や宿泊で気楽に利用できる!」です。また、京都のバイクウェア直営店を併設しており、私の友人は一目惚れしてジャケットを買っちゃいました (^^;)
カフェ「Mi-café」が新設され、テラス席で軽食やコーヒーができる様になっています。
中津渓谷ゆの森
引地橋から少し松山寄り、国道からは1~2分で着きます。温泉、食事、渓谷散策と、ゴールデンウィークや夏場の土日、そして紅葉の季節は結構な人出があります。
御三戸嶽(みみどたけ)
面河川と久万川の合流地点にある景勝地。その形容から軍艦岩ともいわれ、また太陽光のかげんによって色々な見え方をすることから「七面鳥岩」とも呼ばれます。夏休みの時期は水遊びやデイキャンプする家族連れで賑わいます。
道の駅「天空の郷さんさん」
旧久万町の道の駅。敷地内には人気のパン屋さんがあるほか、屋根付きのバイク専用駐輪場があってライダーにはその気持ち嬉しい。
三坂旧道
久万高原町と砥部町の途中には10㎞程の自動車専用道路「三坂道路」がありますが、特にバイクの方には三坂峠を通る旧道をお勧めします。適度なワインディングと松山平野の眺望が楽しめますよ。
② 室戸岬をぐるっと回る、太平洋の豪快さ実感ルート
黒潮を身近に感じながら、芸西村 ↔ 室戸岬 ↔ 美波町 と走るルート。西の海岸線と東とでは同じ太平洋でも違った景観が見られます。
日和佐の大浜海岸
ウミガメの産卵地として知られる白砂の景勝地で、日本の渚百選にも選ばれています。
上陸するアカウミガメは年間30頭ほど (近年は減少傾向とのこと) で、ウミガメ保護のため毎年5月から8月にかけて砂浜とその周辺道路に規制が敷かれるなど、地域で保護活動がなされています。
私は5回ほど近くで宿泊していますが、産卵(ほとんどが夜間)に遭遇したことはありません。実際に見ると感動的なんだろうなぁ~と、思うばかりです。
白浜キャンプ場
徳島と高知の県境、東洋町甲浦のキャンプ場。美波町日和佐と室戸岬75㎞の中間地点にあります。国道沿いで併設の建物には温泉施設や売店もあって休憩ポイントになるほか、海水浴場にも隣接しています。テントサイトはファミリーキャンプも楽にできるように、一区画が広いです!
甲浦辺りの海岸線快走路
特にこの甲浦近辺の海は、初夏から初秋にかけて青さに輝きが増し、いつも「あっ~!! 来て良かったぁ~! 」と思いながら走っています (^^)/
ここも、疾走フリー (^_^)v
室戸世界ジオパークセンター
室戸岬の先端から徳島方向へ6㎞7分のところにあります。日本列島の成り立ちなどについて、壮大なスケールで解説する資料が豊富で、訪問する価値大です。受付のお姉さんたちの感じもいいし、おまけに入場料無料 (^^)
モネの庭
睡蓮などの絵画で有名なフランスの画家クロード・モネが愛したジヴェルニーの庭を、クロード・モネ財団の指導を得て再現したもの。開園期間の春から秋にかけて睡蓮のほか色々な花が楽しめ、観光バスも多いです。北川村にあり、国道からはほんの5分程のところ。
鹿岡鼻の夫婦岩(かぶかばな の みょうといわ)
国道を快調に走っていると目に飛び込んできます。全国にある夫婦岩の中でも規模の大きい部類に入るらしい。太平洋の荒波が長い年月をかけて作った自然の造形で、室戸のフォトスポットの一つ。
室戸岬 最御崎寺(ほつみさきじ)への道
四国霊場第24番札所の最御崎寺をお参りし、国道へ戻る下り道から見た室戸の市街地方面。室戸岬らしい眺望で、私のお気に入りのアングルです。
野良時計と安芸城跡
野良時計は明治の中頃、地主の一人が独学で作り上げた時計。以来、地元の人々に親しまれ今では安芸市のシンボルとなっています。
そのすぐ近くには、戦国時代から250年余りにわたって安芸地方を支配した安芸氏の城跡があるので、こちらもご覧あれ。
伊尾木洞
安芸市の国道沿いにある穴場スポット。この洞窟は数万年前、周辺が海だった頃に波の浸食によって出来たもの。私が訪れた日は快晴で、洞に差し込む太陽光が神秘的な雰囲気を醸し出していました。洞とその周辺には多くのシダ植物が生えており、その群落すべてが国の天然記念物に指定されているという大変貴重で珍しいものらしい。
国道沿いに専用駐車場があり、そこの観光案内所では長靴も貸してくれます。
アイスふぁーむ
ホームページ作りの師と私が勝手に仰いでいる一人、和田ブログの亜希子さん(クロスカブで全国の海岸線をツーリング)が一押しのアイスクリーム屋さん。安芸市の街中より少し芸西村寄りにあって、注意していないと通り過ぎてしまいそう。
色々なところから賞を貰っている由緒あるアイスみたいで、オーナーの感じが良く、サッパリ・ほんのりとした甘さで美味しい !! 自分では左党だと思っていたけど、本当はアイス党だったのかもしれない (^^)
琴ヶ浜
高知市から室戸に向けて走っているライダーには、視界が開けたとき琴ヶ浜は右後方になるため、ほとんど見過ごしてしまいます。余り観光地化されてなく、松林と白砂が綺麗な海岸です。
③ 愛媛~高知 清流に沿い快走ルート
このルートは、愛媛と高知の県境にある寒風山トンネルを境にして、愛媛側は加茂川とその支流沿いを走り、高知側は仁淀川とその支流沿いを走る快走路です。
仁淀川沿い、加茂川沿いを快走
寒風山トンネル近くの休憩ポイント
寒風山トンネルの高知側出口から2.5㎞にある道の駅「木の香」
その向かいにある「よっていき屋(2024.06現在、休業中)」・・・昔懐かしい峠の茶屋 !? は、おでん50円!! その気持ちが嬉しい。またここのラーメンは、あっさり味の名品です。
手打ちそば時屋
80歳までBMWのアメリカンで年間3万㎞走っておられた伝説の大先輩に教えてもらった蕎麦屋さん。先日のツーリング途上、舌が肥えている息子も納得していました。道の駅「木の香」から800mの所の案内板を川方面に入って2.4㎞。
2021.9.20 、完全予約制になったとの看板が、国道沿いの案内板横にありました(2024.4 現在も)。その場の電話も可のようです。
にこ淵
余りにも澄んだ水が織りなす仁淀川の「特別なブルー」の代表的な景勝地。国道から2㎞程走れば着きますが、「にこ淵」まで降りる階段はかなり急です。少なかった駐車スペースが、2022年の春行くと20台分ほど新設されていました。
安居渓谷
ここも仁淀ブルーで有名。国道439号線から1~1.5車線の川沿い道を8㎞程奥に入ります。駐車場から河原へは、比較的楽に降りられます。
道の駅「633美の里」
国道194号線と国道439号線を走るライダー御用達の道の駅。そんなことからこのネーミングになったのかも… ?! (194+439=633)土日には、高知・愛媛ナンバーのバイクや車が多く、また県外ナンバー車も・・!
池川茶園工房Café
ちょっと寄り道 !! 知る人ぞ知る池川町のスイーツカフェ、国道194号線から国道439号線に入って10分少々疾走すると着きます。抹茶アイスを食べて、ブランデーケーキを家のコーヒータイム用に買って帰るのが私の定番 ?!! グループツーリングの折りに皆をここへ案内したら、私の評価が一気にアップ (^^)
④ サニーロードで足摺岬へ 南国ムード満喫ルート
四万十市の中村と土佐清水市、そして宿毛市を結ぶ国道321号線(通称サニーロード)
土佐清水から岬の先端に行くには3つのルートがあります。どのルートを走るかは、ライダー次第 (^^)
東廻りルート:亜熱帯植物の群生の中をくぐり抜けながら南国ムードを感じたい!という方にお勧め(途中少し狭路あり)
西廻りルート:最も走りやすいルートです。途中、旧道を走ってみるとフォトスポットが結構あります。
尾根ルート : 足摺スカイライン又は足摺公園線ともいわれ、ワインディング最重視の方にはこのルート
足摺岬灯台
照葉樹林のヤブツバキがアーチ状になった南国ムード漂う遊歩道を通って、展望台や足摺岬灯台、天狗の鼻への散策がお勧めです。
足摺岬のジョン万次郎像
ここ土佐清水市出身のジョン万次郎は、14歳のとき漁に出ていて遭難し、米国船に助けられてそのまま渡米。24歳で帰国した後は、海外知識を必要とする時代背景もあって多くの歴史上の重要人物と関わり、波瀾万丈の人生を歩んだ。
ここゾ !! 足摺サニーロード (^^)/
大津大橋付近の快走路
松崎海岸に沿って快走
竜串海底館・海洋館
竜串海底館は中四国では唯一の海中展望塔。黒潮が育てたサンゴや魚を海中から見られます。また海洋館は、2020年7月にリニューアルオープンしました。付近の竜串海岸は地学的な資料の宝庫といわれ、奇岩・奇勝が点在しています。
鵜ノ岬
西廻りルートでは、所々残っている旧道を走ると楽しいです (^^) 道路が薄暗くなるほどヤブツバキが群生し、いかにも四国最南端らしい景観で、鵜ノ岬などのビューポイントもあります。
柏島
生息する魚の種類が多くダイビングやグラスボート、釣りなどマリンスポーツの宝庫。グルメや土産を楽しんだり島内を散策するのも良く、県道43号線を20分ほど走ると着くのでライダーも訪れてみる価値ありです。
エメラルドグリーンの海 「船が宙に浮いているように見える・・!」と言われるほど透明度が高いです。
樫西キャンプ場
足摺方面でキャンプするライダーにお勧めしたいキャンプ場。国道321号線から6分ほど走れば着くというアクセスの良さに加え、景観抜群 !! ダイビング愛好者もキャンプしていました (^o^) 無料なのにトイレやテントサイトもキレイ !! 施設管理が行き届いているし、利用者のマナーもいいのかな !?
大岐の浜
旧中村と足摺岬のほぼ中間にある国道321号線沿いのビューポイント。岩本寺から金剛福寺への遍路道でもあり、映画やテレビなどのロケによく使われています。この日も写真のように、白装束のお遍路さんが浜を歩いていました。これは、ロケではないと思うけど・・・!? 絵になっていました。
真夏の大岐の浜
今年 (2020年) の夏は、何だか海水浴客やサーファーが少ないような感じがする !
上の写真と比べて色合いが違うのは、カメラが替わったから ?それとも時季による太陽光の違いのせい?
トンボ自然公園
多くの自生草本・木本・花々に抱かれた園内には遊歩道が設けられ、一年を通じて74種類のトンボを見ることができる。世界初のトンボ保護区「トンボ自然公園」は、 同規模面積の環境としてはトンボの種類密度日本一。四万十川学遊館 ( とんぼ館・さかな館 ) の展示はみごと!(四万十市のHPから抜粋)
⑤ 夕やけこやけライン 地元ライダー集結ルート
九州と四国を結ぶフェリー発着の三崎港と八幡浜港。この港と松山市との行き来には、夕やけこやけラインをお勧めします。走りやすくて、大洲経由で高速道路を利用するのと時間的には、さほど変わりません。また、このルートは地元ライダーのショートツーにも人気です。
疾走が似合う海岸路線(長浜町櫛生)
ただ今ツーリング中 (^_^)v
夕やけこやけラインと呼ばれていますが、昼間も地元ライダーはもちろん荷物をロープ止めした長距離ツーリングのバイクが結構走っています。
日本水仙花開道
JR下灘駅から西へ1.3㎞の丘陵いっぱいに、日本水仙の白い花が伊予灘の海を背景に咲いています。見頃は1月上旬から2月中旬で、国道沿いの駐車場から歩いて10分ほどで行けます。
早春の快走路は、菜の花街道 ! 閏住 (うるすみ) の菜の花畑
道の駅「ふたみ」のバイク駐輪場とシーサイド公園
地元ライダーの集結ポイント となっている快走路途中の道の駅 !! シーサイド公園には、海に向かって突き出た「恋人岬」に「夕日のモニュメント」。駐輪場・駐車場は施設の東西にあります。夏場は、広い駐車場が海水浴ファミリーの車でいっぱいです。
JR下灘駅
青春18 きっぷのポスターや映画「男はつらいよ」、ドラマ「HERO」「リバース」など話題作のロケ地。
夕日のポイントと言われますが、昼間から県内外の車や列車で人が切れ目なく訪れます。私が立ち寄った9月のある月曜日も、ボ~~と海を眺める人、写真撮影をする人など20人ほどの人がおりました。
長浜赤橋
肱川の河口に架かるこの橋(正式名称は長浜大橋)は現役で動く日本最古の道路可動橋で、国の近代化産業遺産、重要文化財に指定されており、毎週日曜日の午後一時には、開閉の様子が見られます。
橋はいつでも通ることは可能で、橋の近辺に駐車場はありませんが停車スペースは橋の西側です。
国道から山手へ3㎞のところに「肱川あらし展望公園」があり、そこからは赤橋と新長浜大橋 (国道378号線) がよく望めます。
じゃこてんや下坂
長浜町櫛生(くしゅう)のカーブのところ、集落の入り口にあって「全国から注文を受ける、隠れた名品!」と言われており、もちろん多くのライダー御用達です。揚げたてのじゃこ天を店の前で食べる人も多いです。
早朝に快走する GB350(長浜町須沢付近)
心地よいシングルサウンドを鳴らしながら、九四フェリーの乗り場へ (^^)/
肱川あらし
晴れた日の朝、上流の大洲盆地で涵養された冷気が霧を伴って肱川沿いを一気に流れ出すという珍しい現象。その強風はうねりをたてて可動橋として知られる長浜赤橋を吹き抜け、・・(途中、略)・・うねりながら海へと扇状に広がる肱川あらしの様子は、幻想的で息をのむ美しさ。(写真と説明は、大洲市のHPから引用)
伍代夏子さんの「肱川あらし」は、私の「おはこ」の一つ (^^♪
この歌は、神田川などを手掛けた喜多條忠さんが作詞し、作曲は伍代夏子さんにとっては悲願の、また最初で最後の「船村作品」です。
⑥ 四万十川の風物詩 沈下橋巡りルート
四万十川に沿って窪川から江川崎まで国道381号線を快走し、そこから河口の中村までは国道441号線を走る80㎞程のルートです。四万十川には本流だけでも22の沈下橋が現存していて、地域の自然と生活の中に溶け込んでいます。良いキャンプ場が多く点在するのも、このルートの特徴 !!
国道381号線沿いの沈下橋
窪川から江川崎へ向かって走っていると、左には素朴な沈下橋が幾つも目に飛び込んできます。路面の状態もいいし信号もほとんどなく、つい疾走モードに入りそうですが、ここはのんびり走るのがお勧めです (^^)/
見えているのは、長生 ( ながおい ) 沈下橋
第1三島沈下橋 と 半家 (はげ) 沈下橋
国道441号線沿いの沈下橋
江川崎から河口域の中村への国道441号線では、インスタ映えで人気の岩間沈下橋、釣りバカ日誌のロケで使われた勝間沈下橋、カヌーや水遊びで賑わう高瀬沈下橋などへの案内表示をお見逃しなく (^^)/
道の駅「四万十とおわ」の「おちゃくりcafe」
道の駅の奥まったところにあって目立たないけど、ショートケーキとコーヒーが美味しい洒落たカフェです。四万十川の流れにも癒やされながら・・・(^^)
三島キャンプ場(四万十町)
四万十川中流域のキャンプ場を幾つか回ってみて、ここにテントを張りました。川の中州にあり、炊事場・トイレも十分です。駐車場はありますが、全体がフリースペースなので乗り入れもできます。キャンプ通のような人が何人か来ていました。
リバーパーク轟(四万十町)
道の駅「四万十大正」から2㎞ほどですが、1.5㎞は細い舗装道を走ります。三島と同じく町営で設備もバッチリ。駐車場もありフリーのテントサイトが広くて、四万十川をノンビリ感じながらキャンプ。
広見川が合流する江川崎
本流の四万十川と最大支流の広見川が、ここ江川崎で合流します。この橋を渡ったところにある「カヌー館」では二人乗りカヌーのレンタルがあり、カヌー体験ができます。
佐田沈下橋
正式名称は今成橋 (いまなりばし) と言うことを、最近知りました。道路案内や私が持っている地図でも「佐田沈下橋」となっており、やはりこの方がしっくり感じるねぇ ?! 四万十川の沈下橋の中では一番下流にあって最も長く、観光客も多いです。
人気の道の駅
このルートには、お勧め休憩ポイントとして、道の駅の中でも人気のある「よって西土佐」「四万十とおわ」「四万十大正」などがあります。ルートのほとんどが二車線快走路ですが、国道441号線の口屋内近辺には狭路が少しあってトラックとの離合には注意が必要です。
⑦ さぬきうどんの名店が点在する快走ルート(国道438号線)← 準備中 m(_ _)m
⑧ 四国カルスト公園縦断線 天空の爽快ルート
愛媛県と高知県の県境に広がるカルスト台地!天狗高原・五段高原・姫鶴平・大野ヶ原などの高原地帯を縦断するこの天空ルートは、四国で是非走ってもらいたいツーリング・ドライブコースの一つです。
この四国カルスト公園縦断線に至るには、主に6コースあります。
A コース 国道33号線から国道439号線に入り 、矢筈峠 (ヤハズトウゲ) 付近の狭路を経て県道304号線(県道48号線は狭路が長い!)経由で天狗高原へ。四国の山深さを感じさせるコースです。
B コース 国道33号線の柳谷から国道440号線のループを通り、地芳トンネル手前で右折して国道440号線の旧道 (1.5車線 ) で地芳峠へ。松山市や高知市から四国カルストへの最もポピュラーなコースです。ゴールデンウィークなどには、渋滞することも…!
C コース 国道197号線の東津野から国道439号線に入り、まずまず走りやすい県道304号線を経て天狗高原へ。
D コース 国道197号線の津野町高野から東津野城川林道を走ります。天狗高原まで二車線ですが、下り (帰路) では天狗荘から2.6㎞のところに、真っ直ぐ行くと県道48号線に入ってしまう地点があるので注意です。
E コース まずは檮原から国道440号線を10分ほど快走して北上します。地芳トンネル手前で左折(表示あり)して1~1.5車線道を8㎞走ると地芳峠ですが、ヘアピン急坂が連続していて結構キツいです。
F コース 国道197号線から緑資源幹線林道 ( 日吉・松野線 ) に入り、坂本龍馬脱藩の地として有名な韮ケ峠 (ニラガトウゲ) を経て大野ヶ原へ。この27㎞は、かなり長くに感じます。
Dコースの入口 ( 津野町高野 )
このコースは四国カルスト公園縦断線の天狗高原まで二車線で、走りやすくツーリング初心者にも人気です。離合が苦手なドライバーにもお勧め。
Dコースの終着地点 ( 天狗高原 )
Bコースの中間地点にある「ししまる」
おばちゃん二人が朝から焼いている「焼き餅」は素朴で絶品! ただ、日曜日のみの営業です。前が公園になっていて東屋とトイレもあるので、私はBコースを走る折の休憩ポイントにしています。
雲の上の図書館
Eコースの出発点である檮原町の図書館。建築には、東京オリンピックのメインスタジアムを設計した建築家の隈研吾さんが関わり、木をふんだんに使った独特な雰囲気を持っています。隈さんが設計に関わった建造物が、檮原町には6つあるらしい。四国の小さな町になぜ???などと思い、図書館のお姉さんに聞いてみたりしました … (^^)
天狗高原の星ふるヴィレッジTENGU & 県境ライン
改修前の旧天狗荘では、バイク屋さんのグループツーリングでよくお世話になりました。2021年7月、リニューアルオープン。休日で晴天の日には、広い駐車場が車やバイクで一杯です。
姫鶴平 (めづるだいら)
ビューポイントの姫鶴平は、春から秋にかけては県外ナンバーの車やバイクをよく見ます。
五段高原を走る
カルスト真っ只中!
大野ヶ原
四国カルスト公園縦断線の西側エリアに広がる大野ヶ原。ブナの原生林と放牧は、ここならではの風景。南国愛媛にあって冬場は積雪 (豪雪 ?!) 地帯となり、3㍍を記録したこともあるとか・・。
大野ヶ原にある人気の休憩ポイント「もみの木」
結構、有名店らしい ?!! 私のパターンは、アイスを外で食べて牛乳パンをお持ち帰り。「まぼろしのチーズケーキ」とやらに、先日やっとありつけました。平日の午前11時前で最後の一個。私の写真では、生クリームのトローリ感が伝わってきませんが・・・(^^;)
⑨ 瀬戸内海の多島美 しまなみ海道
このルートは、自動車道なので私の定義からいうと「快走ルート」の番外編 ?!
途中の島々を巡ると、このルートの魅力が分かります。
亀老山展望公園
大島南ICから4㎞、亀老山の頂上にあります。写真は、山上展望台の手前にあるプチ展望所。来島海峡大橋と今治市など四国側を気持ちよく望むことができます。
ここには、ライダーよりも「しまなみサイクリスト」がよく来ている ?! 写真の三人は、関西から車で四国旅の途中、今治市でレンタサイクルに乗り換えて「しまなみ海道」巡りをしていました。
道の駅「よしうみいきいき館」
来島海峡で獲れた魚介類を自分でチョイスして味わえる七輪バーベキューが人気。すぐ近くの下田水港からは来島海峡急流観潮船が出ています。大島南ICから1㎞のところにあります。
よしうみバラ公園
見頃は5月上旬~6月上旬ですが、10月末~11月下旬にも秋のバラが見られます。広い園内には3,500本程のバラが手入れよく植栽されていて、種類もたいへん多く見応えがあります。規模は四国一かな ?! 大島南ICから車で5分程のところにあり、入場料無料。
カレイ山展望公園から望む
大島のカレイ山展望公園展望所は、瀬戸内海の多島美が堪能できるスポットです (^^)
村上海賊ミュージアム
南北朝から戦国時代にかけて瀬戸内海を支配した村上海賊が歴史上どのように活動したか、多くの展示物や映像などで分かり易いです。入館料は大人300円。高校生(18歳)以下は何と無料!
道の駅「伯方S・Cパーク」
伯方島ICをおりてすぐ。海水浴場になっており、特産品売り場やレストランもあるけど、伯方塩ソフトクリームは超人気 !! ここに来た人みんな食べてる感じです (^^)
道の駅「多々羅しまなみ公園」
広島県の生口島と愛媛県の大三島を結ぶ、世界有数の斜張橋「多々羅大橋」のビューポイント。農産物・水産物の直売所も充実しており、レンタサイクルのターミナルにもなっています。
大山祇(おおやまづみ)神社
天照大神の兄である大山積大神を祀る神社。よって・・・かどうか? 菊の御紋が使われています。境内中央には樹齢約2600年の大楠があり、パワースポットとしても人気。
⑩ 佐田岬メロディーライン
日本一細長い佐田岬半島の頂上線、約40 km。九州と四国を行き来するライダー御用達の快走路。左右には宇和海と瀬戸内海が広がります。
佐田岬灯台
三崎港から県道256号線を25分ほど走ると佐田岬灯台駐車場。そこから更に徒歩20分で着きます。その先は、速吸瀬戸(はやすいのせと)ともいわれる豊予海峡。好漁場で、対岸の大分県佐賀関に水揚げされる「関あじ」「関さば」は有名ブランド魚。四国側に水揚げされると「岬 (はな) あじ」「岬さば」と呼ばれ、より安価で味は同じ (^^;)
♪豊予海峡 歌 : 大月みやこ ( 作詞 : 星野哲郎、作曲 : 船村 徹 ) これも私の「お・は・こ」(^^♪
伊方町観光交流拠点施設 佐田岬はなはな
三崎港の横に2020年5月末、リニューアルオープンした施設。生しらす丼で有名な「しらすパーク」は、伊方町川之浜からここの中に移転していました。土日祭日のお昼には時間待ちという、相変わらずの盛況です。
メロディーライン呼称の由来 ?!
車で走っていると、道の駅「瀬戸農業公園」近くの約430 mの区間で「みかんの花咲く丘」のメロディーが鳴ります。ただなぜかバイクではほとんど聞こえません。メロディー区間開始地点にある停車スペースにいると、面白いようにはっきり聞こえます。
亀ヶ池温泉
道の駅の「瀬戸農業公園」と「きらら館」のほぼ中間点にある休憩ポイント。国道から5分ほどで行けます。令和3年の火災により休業していましたが、令和6年2月から全面開業しました。亀が池という潟湖 (せきこ) のほとりに位置し、施設内には伊方の土産を揃えた売店やレストランがあり、キャンプ場も隣接しています。
せと風の丘パーク
国道から案内表示に従って10分ほど走ります。風車の真下に立つと、その大きさと風切り音の迫力は圧倒される程です。展望所からは、「お~ 絶景 !!」と思わず言いたくなるような宇和海と瀬戸内海の景色が広がっています。
ムーンビーチ井野浦
国道九四フェリーの三崎港から南へ10分ほどのところにある綺麗な浜辺。海水浴場とキャンプ場 (通年) になっています。
須賀公園
佐田岬半島のほぼ中央、旧瀬戸町の瀬戸内海側にある公園で、夏休み期間の土日は海水浴の家族連れなどで賑わうキャンプ場があります。
ルート内にある道の駅「伊方きらら館」と「瀬戸農業公園」
⑪ 石鎚山系ワインディングロード
四国を代表する約60㎞の山岳ワインディングロード。県道12号線(途中の17㎞が石鎚スカイライン)を通り土小屋を経由して寒風山トンネルの高知県側入り口に至るルートです。石鎚スカイラインは全線二車線ですが、土小屋から東のUFOライン(町道瓶ヶ森線)は殆どが1.5車線です。
もみじライン
県道12号線の「おもごふるさとの駅」辺りから面河渓にかけては随所に「もみじライン」と標識があります。
面河渓
石鎚スカイラインのスタート地点となる面河渓。「仁淀ブルー」で有名な仁淀川は、愛媛県側では面河川と呼ばれていて、ここはその上流部。夏場は避暑地として、秋は紅葉の美しさから、時季的には渋滞が見られます。
面河の小さな休憩ポイント「リナシェンテ」
「おもごの小さなピザ屋さん」と小さな看板が立ってるけど、そのとおりです (^^) 石鎚スカイライン入口の少し手前に2020年7月オープン。私はビール片手に頂きたいのでいつもテイクアウトですが、2022年春、川沿いテラス席が新設されました。
春の県道12号線
桜の季節、久万高原町の街中から面河方面へ県道12号線を走っていると、春の明るさに感動します。
秋の県道12号線
このルートは、「もみじライン」のほか古岩屋近辺も紅葉の名所です。
石鎚スカイライン
石鎚スカイラインは冬期閉鎖となります。また山岳地帯ですので、一年を通して風や霧が平地とは全く違います。天候の良い折を選んで走りたい!
おもごふるさとの駅
県道12号線の途中にある休憩ポイント。あめごの串焼きや麺類、夏場にはかき氷などが食べられます。2023年春にリニューアルオープンし、コーヒースタンドやスイーツなど新規店舗が4つ加わりました。シーズンの土日は面河渓方面へドライブするクルマで結構賑わいますし、「チョイ走り」する地元ライダーの休憩所としても活用されています。
もみじの時季の「おもごふるさとの駅」
UFOライン
トヨタカローラスポーツのCMロケ地で有名になったUFOラインのフォトスポット。ここは、出来れば寒風山から土小屋に向けて(東から西に)走ることをお勧めします。眺望的に、だいぶ良いです。
瓶ヶ森林道
土小屋の休憩ポイントから瓶ヶ森林道を約20分 (10㎞) 走ったところ(標高1,670m程)。駐車スペースやトイレもあり、ここから手軽に瓶ヶ森 (標高1,897m) へのハイキングができるほか、吉野川源流も直線距離で1kmのところにあります。
土小屋terrace(旧 土小屋白石ロッジ)
石鎚山系ワインディングロード(石鎚スカイライン・UFOライン)のほぼ中間地点にある土小屋の休憩ポイント。私はここで必ず、コーヒーと笹餅で小休止 (^^)
石鎚神社の一つ、土小屋遙拝殿 (つちごやようはいでん)
西日本最高峰の霊峰石鎚山 (標 高 : 1982m) を御神体とするは神社は四つあります。一つがこの土小屋遙拝殿 (標 高 : 1500m)、このほか「口之宮 本社」、石鎚山頂近くの「奥宮 頂上社」、石鎚ロープウェイ成就駅近くの「成就社」の三社。なお、土小屋に車を置いて石鎚登山をする人は比較的多いです。