バイク遍路

四国といえば、霊場八十八ヶ所巡礼

四国を旅行する折には、是非とも霊場へご参拝下さい

ツーリング時に「道の駅」感覚で霊場に立ち寄っていた私、心を入れ替え !?  納経帳を携えて新たな四国遍路。まずは作法を学ぼうとバス遍路ツアーに参加し、バイク巡礼へとシフトしました。

四国遍路 略図

 

四国遍路札所
阿波國23ヵ所 発心の道場
土佐國16ヵ所 修行の道場
伊豫國26ヵ所 菩提の道場
讃岐國23ヵ所 涅槃の道場
そして別格20ヵ所

 

 

  私の新たな四国遍路  

◆ 第1~4番(2018年4月・日帰り・バス) 霊山寺で納経帳や掛け軸を買って、金泉寺で昼食
第一番 霊山寺

◆ 第5~9番(5月・日帰り・バス) 札所間が近いのに参拝したのは5ヶ所。バイクならもっと回れるのにと思ったりして…!
第8番札所

◆ 第10~12番(6月・日帰り・バス) 切幡寺と焼山寺はツアー会社手配のタクシー でお参り (^^;)
第12番札所
◆ 第13~26番(7月・宿泊・バイク) 14ヶ所の札所を今回は一泊二日でバイク遍路!太龍寺では午後5時が迫っているため参拝前に御朱印を頂き、宿泊は麓のわじき温泉

太龍寺
◆ 第27~30番(6月・日帰り・バス) 神峯寺へは、今回初めてタクシーで… 。よくまぁ、こんなヘアピン急坂を今まで何度もバイクで上がったねぇ(>_<)
第27番札所1 第27番札所2


◆ 第31~40番(10月・宿泊・バイク) 一日目最終の岩本寺も無事にお参りし、お遍路さんもよく利用する温泉宿へ一目散 (^^)

 これまで四国旅度々泊まっている土佐佐賀温泉 

遍路 土佐佐賀温泉
◆ 第41~45番(10月・日帰り・バイク) 巡拝は、43番→42番→41番→四国カルスト→45番→44番 地図を見ていて思いついた四国カルスト観光入りコース!

遍路 カルスト
◆ 第46~58番(10月・日帰り・バイク) 札所間が近いし、道を間違えることもなくて13ヶ所も回れた (^^)/
第47番札所
◆ 第59~64番(10月・日帰り・バイク) 横峰寺は湯浪にバイクを置いて、往復3時間の歩き遍路!
私の~ 横峰寺
◆ 第65~70番(2019年7月・日帰り・バイク) 久し振りのバイク遍路、四国霊場の中で最も高所にある雲辺寺に気合い?を入れてお参り (^_^)v

 ルート悩むライダー      安気お茶パッセンジャー!

バイク遍路1 バイク遍路風景2

 

◆ 第71~80番(10月・日帰り・バイク) 今年2回目のバイク遍路に何とか行けた!!  ものの、秋の日暮れは「つるべ落とし」(^^;)   帰りは高速道路の夜間タンデム走行となり、速度遅め集団の最後尾で慎重走行。家に着いたら、ビール一杯でバタンキュー  (>_<)
第71番札所 第75番札所


◆ 第81~88番(2020年10月・日帰り・バイク) やっと結願しました (^^)/ 朝の5時半に出発して白峯寺から大窪寺までを無事お参りし、この日の走行距離は、しめて400㎞。霊山寺からの発心に始まり、二年半の歳月が経っていました。八十八の御朱印が揃った掛け軸を見ると、感慨にひたります。
大窪寺 結願


  車やバイクで遍路を始める人へ、ちょこっと助言  

● 遍路用品は霊山寺売店に揃っていますが、事前に買えるなら、選択肢も多くなるし勉強がてらその方がベターだと思います。
● 道中、曲がり角を間違えて大廻りをしたり、駐車場と本堂の往復に思わぬ時間がかかる札所があったりで、初めての場合は予定とはだいぶ違ってくることも…。(先日、バイクにスマホホルダーを取り付けて土佐國へキャンプ場取材に行き、Googl ナビの威力を実感しました。もう、道を間違えることはないかも…!!)
● 札所間の移動は、最短コースよりも、できれば広くて分かり易いルートをお勧めします。(14番→15番、19番→20番、45番→46番、など)四国遍路が恐ろしい思い出とならないために。
● バイク巡礼で宿泊所を予約していた日には、唱えるお経もバスツアーの時より短くしました。当日最後の札所に着く時刻が、結構違ってきます。時間に十分ゆとりのある場合は、ツアーで学んだ作法どおり! 

● 納経帳に御朱印を頂くにも、お遍路ツアーの多い季節の日・祝日には40分ほど待つこともありました。
● 納経所は、殆どが午後5時までです。初夏などまだまだ明るくて、こちらはやる気満々なのに・・と思ってしまったり (>_<) 5時が迫っている場合は、先に御朱印を頂いてからお参りした方がいいです。


  四国遍路の難所(車バイク

 遍路の難所といっても、歩きか車やバイクかでキツく感じる内容も違いますし、天候や対向車など偶然遭遇したことなども大きく影響するもの。

 これから納経帳を持って四国遍路をしようという人の参考になればと、「車・バイク遍路の難所」について私の体験からのコメントです。

第10番 切幡寺は、お寺直近の1㎞がすごい!

 狭路区間は1㎞弱ですが、離合できるところは少なく、勾配にもビックリです。私は昨年、バスツアー会社手配のタクシーでお参りしましたが、タクシーは一般車両の通行情報を無線で連絡し、その時は途中で遭遇しないようにしていました。一般車両同士だと途中の急坂カーブでどちらかがバックすることになります。麓の駐車場に車を置いてお参りすることをお勧めします。
 もし本堂近くの駐車場まで車やバイクでお参りの場合は、いきなりですが (>_<)、この切幡寺を私は四国遍路最大の難所に推薦します。

切幡寺狭路2 切幡寺狭路3


第12番 焼山寺は、アプローチの選択で悩む ?!

 第11番藤井寺から焼山寺への最短路としての県道43号線南下コースはかなりキツいとよく聞きます。私が利用したバスツアーでは、11番藤井寺→国道192号線に戻り→石井町から県道20号線を南下→神山温泉で昼食→県道43号線を北上し県道沿い駐車場でマイクロバスに乗り換えてお参り、でした。これだと距離は伸びますが難所を通ることはないです。

焼山寺2 焼山寺1


第15番 国分寺へは、急がば回れ!

 常楽寺から国分寺までは直線距離で500m程ですが、最短(歩き遍路道?)の狭路を避けて一旦国道192号線に出ることをお勧めします。国道192号線に出ると国分寺への案内表示もあります。

常楽寺国分寺


第20番 鶴林寺への「案内表示」は「歩き遍路」用?

 第19番 立江寺から鶴林寺へは、「道路案内表示」に従えば県道28号線→県道22号線と走り、県道16号の途中から南下するルートですが、車の場合はNGと考えた方が良い ?!  県道28号線をしばらく走った後は「太龍寺への案内表示」に従って県道19号線に入り、「鶴林寺 ⇒」の表示で県道283号線を北上するルートが正解だと思います。
 鶴林寺直近 1.7㎞ の県道146号線は、神峰寺より少し楽な1~1.5車線のヘアピン急坂道です。

鶴林寺難所


第21番 太龍寺のロープウェイを使わない選択肢には勇気が・・!

 私のこれまでの参拝は2回ともロープウェイを使ったので、車・バイク遍路の場合にどの程度の難所かを具体的にコメントすることはできませんが、一車線区間やガードレールのない箇所が多いなど、トップクラスの難易度であることは間違いないようです。

太龍寺1 太龍寺2


第27番 神峰寺は狭路区間を半分に減らせる道あり !!

 国道55号線から寺院へは、案内表示に従ってドライブイン27の所から入ると狭路区間が4㎞程となり、唐浜駅案内標識から入って広域農道を通ると2㎞で済みます。遍路ツアーの手配タクシーも、後者のルートでした。
 いずれにしても通るお寺直近の2㎞は1~1.5車線のハードな急坂・ヘアピンです。バイクのタンデムでは相当に緊張します。

神峯寺難所


第35番 清瀧寺も、お寺直近の1㎞程は「歩き遍路」?!

 東灘簡易郵便局の近くを通るルートは恐ろしく狭い道で避けるべき!との情報を受け、私は(株)田原工業の前を通る道で参拝しました。この道でもお寺に直近の1㎞程は殆ど一車線!とのことだったので、1㎞手前でバイクを停め、歩き遍路道で参拝(片道約20分)しました。
 車の場合は、高速道路の下辺りに駐車して徒歩でのお参りを勧める人もいます。
山上の駐車場まで車遍路をした場合は、第10番切幡寺に次ぐ難所だと思います。

清瀧寺難所


第46番 浄瑠璃寺へは新しいルートを利用すべし!

 第45番岩屋寺から浄瑠璃寺へは国道33号線を使うことになります。久万高原町からの下り途中に浄瑠璃寺への表示がありますが、車の方にはお勧めできません。2㎞程の区間は、車一台の通行がやっとで、離合が難しいです。

浄瑠璃寺1 浄瑠璃寺3

 国道33号線を下って砥部町宮内のT字交差点(浄瑠璃寺・八坂寺への表示あり)を右折し、2014年完成の大友山(おおどさん)トンネルを通るルートがお勧めです。

浄瑠璃寺お勧めルート 大友山トンネル


第60番 横峰寺は、歩き or 車・バイク、いずれにしても難所 !!

 有料道路(平野林道)を利用してお参りしたのは15年以上前ですが、厳しかったという記憶がボンヤリと…。昨年私は、県道147号線で湯浪まで行き、そこで靴を履き替えるなど身支度を調えて往復3時間の歩き遍路を決行。湯浪には、駐車スペースやトイレ設備もあります。

横峰寺 湯浪


第66番 雲辺寺 67番 大興寺 時間優先か、スムーズに走るか ?!

雲辺寺へは今回、国道192号線池田町馬路から県道268号線を選択しました。このルートは大半が2車線の走りやすい道なので写真を撮るのを忘れていました (>_<) 一方、県道8号線経由のルートは、山上の駐車場で会った人の話によると車同士の離合は大変だけど二輪ならさほど問題ないということでした。

○ 雲辺寺から第67番大興寺へは、 ①県道6号線を東進して一旦国道32号線に出るルート(32㎞ 52分)を利用しました。クルマでもスイスイ走れる道です。選択肢として、 ②県道6号線を北上するルート(24㎞ 43分)があり、これは一部狭路区間もあって台風の後など通行止めをしていることがあります。 ③県道8号線を北上するルート(25㎞ 44分)もあります。括弧内は、雲辺寺→大興寺のGoogle マップ上のデータです。②③ルートの場合は、車同士の離合があると所要時間が違ってきます。

雲辺寺難所2


● まとめ(遍路の難所について思うこと)

○ 車やバイクで四国遍路をする場合、どうしても通ることとなる難所はありますが、アプローチの選択次第では難所区間の距離に相当な違いが出てきます。例えば、焼山寺、鶴林寺、神峰寺、雲辺寺など。

○ 寺院に直近の1~2㎞が特に高度な難所である場合には、「そこだけ歩く」というのも一案です。例えば、切幡寺や清瀧寺です。鶴林寺と神峯寺はどうするか悩むところ。

○ 太龍寺は、ロープウェイを使うと楽々お参りできますが、一人往復2,600円也です。

○ 横峰寺は、車遍路・歩き遍路どちらにしても難所として存在!

○ 雲辺寺もロープウェイという選択肢がありますが、車・バイクでも県道268号線を利用すれば距離は少し伸びるものの楽に行けます。


  阿波國「発心の道場」の札所  第1~23番 

遍路地図  阿波

  第1番 霊山寺  (りょうぜんじ) 

 四国霊場第一番札所だけに、お遍路さんだけでなく観光参拝者も多いです。四国遍路発願寺だと思うと、何だか寺院の空気も引き締まっているように感じます。

 

霊山寺 仁王門


 第10番 切幡寺 

 麓からツアー会社手配のタクシーでお参り。600m程ながら、すごい狭路急坂!バイク遍路の折には歩こうと悟りました !!

切幡寺狭路 切幡寺本堂


 第12番 焼山寺 

 順打ち(一番から四国を時計回りに巡拝すること)で最初の「遍路ころがし」の焼山寺(海抜700m)。歩き遍路の人ともすれ違ったけど、何かこちらは、悪いことしてないのに少し恥ずかしい !?
 麓から山上駐車場までは5㎞程で、小型バスでも余裕で走れる道。こちらは次回、バイクでお参りしよう (^^) と決心した次第です。


 第20番 鶴林寺 

 車やバイクで鶴林寺までの県道283号線へは、狭路の県道16号線よりも、南の県道19号線から入った方がいいです。また私は、新しいバイクでヘアピン急坂に不安があったので、県道283号線の途中にバイクを止めて、お寺までの2㎞(片道30分強)は歩きでした。6月中旬、暑くてキツかったですが、それだけにお参りの有り難さを一層感じます。
 車道の具合は、神峰寺より少し楽な感じです。

鶴林寺2 鶴林寺


 第21番 太龍寺 

 順打ち2つ目の遍路ころがし。私のこれまでの参拝はいずれも麓までバイク、そこからはロープウェイでした(寺院まで歩くと登り3時間とか !?)。山上の3㎞ほどは、グーグルマップにも表示されないほどバイクには怖い道  !!!? 朝、松山を出て13番 大日寺から回り始め、ロープウェイの最終に乗れて何とかここまでお参りできました。

太龍寺本堂 太龍寺


 第23番 薬王寺 

 阿波の國最後の霊場。厄落としの寺として有名で、境内から眺める日和佐の町並みもいいです。ここの参拝を終えると、次は82㎞離れた最御崎寺へ国道55号線をひたすらじゃ~(>_<) この道!長くて歩きは大変だろうけど、バイクで走ると抜群の快走路です。


  土佐國「修行の道場」の札所  第24~39番 

遍路図 土佐

 第24番 最御崎寺  (ほつみさきじ) 

 室戸岬に位置し、札所の中でもとりわけ静寂・荘厳な佇まいで、私の特に好きな霊場の一つです。近くに弘法大師が修行したとされる洞窟 (御厨人窟) があり、ここの波音は環境省の「日本の音風景100選」に選ばれています。約1200年前の平安時代、青年時代の大師はここ御厨人窟(みくろど)で悟りを開いた!?とか。


 第27番 神峯寺  (こうのみねじ) 

 順打ち三つ目の遍路ころがし。バイクで上がっても大変!寺院は山の中腹に開かれ、樹木など丁寧に手入れされていて、すがすがしい気持ちになります。国道55号線から寺院に至る町道は、ドライブイン27の所から入るよりも唐浜駅案内標識からの方が、道が広くて良いです。


 第37番 岩本寺 

 窪川の街中にあり、これまでツーリングの道すがら度々寄ってお参りしている岩本寺。今日も !! 土佐賀温泉でくつろぎ、明朝は快走ルートのサニーロードで一気に四国最南端へ。

岩本寺 仁王門 岩本寺 本堂


 第38番 金剛福寺 

 四国最南端の足摺岬に位置し、岩本寺からこの金剛福寺までは90㎞余りの道のりで四国霊場八十八ケ所間では一番長い。昔の歩き遍路さんは、曲がりくねった遍路道を三泊四日、歩き通したとか。アコウやツバキ林の中にあって南国ムードに溢れ、観光と霊地の両面を感じさせる寺院です。

 金剛福寺 金剛福寺


  伊豫國「菩提の道場」の札所  第40~65番 

遍路図 伊予

 第45番 岩屋寺 

 巨岩・奇岩が林立する中に建立された本寺は、駐車場から約800mながら、生い茂る巨樹の中を急坂と階段を繰り返してやっと辿り着きます。車遍路をした方の中では、ここの歩きが一番キツかったという感想をよく聞きます。深山幽谷の地と言われ、修行の霊地とされていただけあって、本堂や大師堂の近くには行場の跡があります。

 岩屋寺へ 岩屋寺 本堂


 第46番 浄瑠璃寺 

 岩屋寺の次は、久万高原町から国道33号線を一気に下って松山で最初の札所。境内には樹齢1,000年を超す大樹イブキビャクシン(市天然記念物)や仏手・仏足の石、そして本堂裏手の牡丹や弁天池の古代蓮など、随所に見どころがあります。

浄瑠璃寺2 浄瑠璃寺牡丹2


 第50番 繁多寺 

 浄瑠璃寺→八坂寺→西林寺→浄土寺→繁多寺と走って(徒歩でも)10㎞。松山平野の東、少し高台にあって松山の市街地が気持ちよく望めます。あと1㎞ほどで石手寺です。

繁多寺2 繁多寺1


 第51番 石手寺 

 道後温泉にほど近く、国宝の仁王門をはじめ四国霊場随一といわれる文化財の寺院です。参道が回廊形式で、仲見世のみやげ店が並んでいます。境内には巡礼者のほか地元のお大師さん信者や観光客が多く、日中、お線香の煙が立ちこめていて、いい雰囲気です。

石手寺仁王門 石手寺


 第60番 横峰寺 

 歩き遍路、車・バイク遍路、どちらにしても難所!といわれる横峰寺。今回は県道147号線を湯浪までバイクで行き、そこからは納経帳を携え、正真正銘の歩き遍路さんの後に付いて谷筋の急な登りを一時間半弱、お勤めをして湯浪に戻ってくるまで3時間の苦行 ?! 道中、何人もの人とすれ違いました。

横峰寺歩き始め 横峰寺山門 


  讃岐國「涅槃の道場」の札所  第66~88番 

遍路地図 讃岐

 第66番 雲辺寺 

 所在地は徳島県ながら讃岐國最初の札所。四国遍路88霊場の中で最も高所にありますが、現在ではロープウェイがあり、クルマでも県道268号線を使えば楽にお参りできます。私がバイクでお参りした2019年7月下旬、ロープウェイ利用者が多く、外人観光客やアジサイ目当の参拝者もいました。

雲辺寺1 雲辺寺本堂


 第67番 大興寺 

 樹齢およそ1、200年をいわれるカヤの巨木をはじめ、四国霊場の中でもとりわけ荘厳さを感じる巨樹が目を引きく札所です。

大興寺巨木 大興寺本堂


 第70番 本山寺 

 四国霊場の中で本堂が国宝に指定されている2ヵ所のうちの一つ。五重塔も、こちらは明治期に完成したものだけど立派です。

本山寺五重塔 本山寺本堂


第71番 弥谷寺 

 四国遍路順打ちの最後の難所といわれる弥谷寺!よく岩屋寺と比較されますが、駐車場から本堂までの参道には変化があって、私は岩屋寺より楽なように感じました。駐車場を出て参拝して戻るまで、丁度1時間でした。

大師堂への階段 弥谷寺本堂


 第75番 善通寺 

 空海は善通寺の生まれ。高野山、東寺(京都)と共に弘法大師三大霊場の一つで、近世には高松松平家や丸亀京極家の庇護を受け、重厚な建造物が今に残る霊場です。観光客も多く、駐車場が広い !!

善通寺 本堂 善通寺 五重塔


 第81番 白峯寺 

 境内は紅葉や桜の木々に覆われ、綺麗に手入れされていて、参道を通るだけでも清らかな心持ちになる札所です。多くの重要文化財建造物があり、次回の巡拝時にはゆっくり参拝したい。四国で唯一の天皇墓所として崇徳天皇の御廟が、隣接しています。

白峰寺1 白峰寺2


 第88番 大窪寺 

 順打ち遍路最後の札所で、ここまで来るとやはり感無量!ただ僕の場合は早朝にタンデムで家を出て、初めてのコースで八つの札所を巡拝し、「今日は、明るい内に高速道路から降りられそうだ。」という安堵感が強かったです (^^;)

大窪寺3 大窪寺2